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【納得のいく気付きが生まれる瞬間】

更新日:2022年9月8日




背負うものが多いリーダーが、

本来の使命・役割を全うできるよう

納得のいく道をひらくお手伝い


ルーツ(自分の根っこ)をひもとき

揺れても大丈夫な今後10年の指針と

ルーツにひそむ潜在力を20項目

引き出します。


「これでいいのか?」という不安

「これでいいのだ!」という納得に変える


ルーツセンスメイカー

聴く力コンサルタントの安田剛です。




最近、何の気兼ねもなく、心の鎧を外して、素の自分で誰かに話す機会を持てたことはありますでしょうか?


仕事が責任ある立場になればなるほど、この「何の気兼ねもなく」誰かに相談するということが難しくなってきます。


うっかり話す相手を間違えると、思わぬフィードバックをもらい、怒りやイラつきが増したり、傷ついたりして、返ってストレスが増した体験をした方も多いのではないでしょうか。


【納得のいく気付きが生まれる瞬間】というのは、誰かに気兼ねしているような場では生まれません。それは、本当の意味で、心の鎧を外して語れる場であってこそ可能になるもの。


否定されることなく、自分の考えを押し付けられることもなく、共感的に聴いてくれるので、自分が納得のいくまで話すことができる場。


何を言っても大丈夫という環境の中で、自分の思考を邪魔することなく、聴いてもらえる人がいると、自分の心の奥底で溜めていた感情や思いが沸き上がり、純粋に自分自身と真に向き合うことができます。


1980年代にアメリカ心理学会の調査で、「20世紀に最も影響を与えた10人の心理療法家」第1位に選ばれたカール・ロジャーズについて深く研究されている諸富祥彦先生の「カール・ロジャーズ入門 自分が“自分”になるということ」という著書の中で、こう述べています。

『自分がじゅうぶんに“自分自身”でいられる「空間」、自分がどんなことをしどんなことを言っても受け入れてもらえる「空間」を他者との関係の中で体験することができる時、人は真に“自分自身”になることができるのだ』



そういう意味で、社外に安心して相談できる相手を持っておくと心強いもの。

プロを選ぶにしても、人づてで紹介してもらうにしても重要なのは、この人なら、自分の心の奥底にある不安をさらけ出してもいいと思えるかどうか。


私は、仕事柄、そういうリーダーの方々の思いをお聴きする中で、ご本人が当初念頭にはなかった、心の奥底にしまい込んでいた不安に触れる機会があります。


ある中小企業の幹部の方のコーチングで、取締役に就任するのは嬉しいが、正直どうふるまえばいいのかわからないという話が出てきました。

こういうことが言えるのはとても勇気のいること。社内では間違っても誰にも打ち明けられない話。


そこを出発点に話し合う中で、たどり着いたのは、これまでは従業員代表のイメージで社長に物申すスタンスだったが、これからは会社側の人間として社長の思いを従業員にわかりやすく伝える役割を担うということに。


その考えにたどり着けたのは、この幹部の方が、心の奥底にある不安を直視し、さらけ出す勇気を発揮したからこそ。

今後ご自身が果たすべき役割に納得感が持てたその幹部の方の、帰りの足取りの軽快さがとても印象的でした。


あなたも【納得のいく気付きが生まれる瞬間】を生み出す為に、心の鎧を外して語れる良き聞き手を身近に持てますように!



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