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【ルーツは2つの側面から考える】

更新日:2022年9月19日


背負うものが多いリーダーが、

本来の使命・役割を全うできるよう

納得のいく道をひらくお手伝い


ルーツ(自分の根っこ)をひもとき

揺れても大丈夫な今後10年の指針と

ルーツにひそむ潜在力を20項目

引き出します。


「これでいいのか?」という不安

「これでいいのだ!」という納得に変える


ルーツセンスメイカー

聴く力コンサルタントの安田剛です。




「ルーツ」を辞書で意味を調べると・・・

1,物事の起源、根源。

2,祖先、始祖

とあります。


一般的には、「ルーツ」というと、ご先祖のことをイメージする方が多いのではないでしょうか?

私は【自分本来の使命・役割を全うする“納得のいく道をひらく”お手伝い】として、「ルーツ(自分の根っこ)をひもとき、揺れても大丈夫な今後10年の指針とルーツにひそむ潜在力を20項目引き出す」ことをしていますが、ここで言うルーツとは次の2つを指します。


一つは、両親、祖父母をはじめとしたご先祖の皆さま。

もう一つのルーツは、これまでの人生ストーリー。


なので、【ルーツをひもとく】とは、両親をはじめとしたご先祖の皆さまは、どんな特徴を持った人たちだったのか。その方々は、どんな思いで生きてこられたのか。

また、これまでの人生ストーリーで、誰にどんな影響を受けてきたのか。感情を揺さぶられる体験にはどんなことがあったのか。といったことを丹念に掘り下げていくことを指します。


家系分析の第一人者で、「なぜ、うまくいっている会社の経営者はご先祖を大切にするのか」の著書がある公認会計士の天明茂氏は、『遺伝子と環境因子が人を支配する』ということを仰っています。



つまりこれは、ご先祖から受け継いでいること(遺伝子)と、これまでの人生ストーリーで誰にどんな影響を受けてきたのか(環境因子)と、捉えることができるのではないでしょうか?


“今の自分”を形作っているのは、この2つのルーツの側面からだということが具体的に見えてくると、未来の自分の指針も定まりやすくなります。


このご先祖から受け継いできたことは何か(ルーツ第一層)、これまでの人生ストーリーで誰にどんな影響を受けてきたのかを(ルーツ第二層)に秘められた潜在力を汲み取って活かせているのか、それとも汲み取れずに断絶して、根なし草になっているのかでは、当然ながら人生に対する納得感が違います。


私自身、両親の離婚後、父と断絶していた約6年間は、後で俯瞰して見ると、土台が不安定でぐらつきやすい状態だったことは否めません。

当時は、感情的な拒絶、反発心に満ちていたので、父の良さには全く目が向けられていない状態。



つまり偏った捉え方をしていてルーツに秘められた潜在力を汲み取りきれていない『コロコロ揺れ動く自分』状態。


それが、父が大病を患ったのを機に、そこから亡くなるまでの約3年間、真剣に向き合う機会を得られたお陰で、自分の中で感情のわだかまりを取り除き、統合することができ、その翌年の「この道でいいのだ!」という納得感につながります。


その間、大きな影響を受けたのは、妻を筆頭に、母、心理学での学びやその仲間、他の勉強会やその仲間、クライアントさんなど。

頂いた言葉や印象に残っていること、時系列で振り返ると、その一つ一つの出会いや関係性につながりが感じられ、無駄なことは何一つないということが見えてきます。

こうしたことを整理して言葉にできると、『揺れても大丈夫な自分』の状態が得られます。



あなたは、ご先祖(父方、母方どちらか)や、これまでの人生ストーリーのどこかに感情のわだかまりをそのままにしてしまっていることはないでしょうか?


納得のいく人生を生きていく上では、ルーツをフラットな視点で捉え直し、ルーツに根差した指針を持つことが大きな力になります。

ルーツを2つの視点から見つめることで、あなたの使命・役割につながる種を一つでも多く発見できますように!

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